「婚活を始めたい。でも何から始めたら良いのかわからない。」
恋愛経験がなく40代で初めて婚活を意識した私が最初に迷ったのは婚活サービス選びでした。
「自分の力だけでは結婚できない。苦手なことは得意な人やサービスの力を借りよう」と思ったものの、マッチングアプリ?婚活パーティ?結婚相談所?など選択肢が沢山あるけれど自分にあったサービスが何かがわかりませんでした。
本記事では私自身が40代から婚活を始めるにあたって、実際に調べてみた婚活サービスの違いと最終的に結婚相談所を選んだ理由をお伝えします。これから婚活を考えている同世代の方の参考になれば幸いです。
なぜ今、婚活サービスが必要と思ったのか?
自然な出会いが減った40代
20代、30代の頃は、学生時代の友達や職場の先輩や同期を通じて自然に出会う機会はありました。しかし、40代になると周囲はほとんど既婚者。学生時代の友人とは疎遠になり職場の人とは仕事のみの関係で、プライベートは一人で過ごす日々。
カフェの店員さんで気になる人と顔なじみになっても、それはお客さんと店員さんの関係です。気づけば新しい出会いは本当に”ゼロ”になってしまいました。
恋愛の始め方がわからなくなっていた
そもそも恋愛経験がないし出会いもない。仮に出会えたとしても「何を話せばいいのか」、「どんなふうに距離を縮めればいいのか」アプローチの方法もわかりません。年齢を重ねるごとに、まさに負の連鎖に陥り、なおさら行動ができなくなっていました。
自分の力だけでは無理だと思ったから
このような状態だったので「もう自分の力だけでは結婚できない」と思いました。
「結婚したい」、「でも自分の力では不可能だ」自分自身を客観的に見つめ直したり心の声を聞いたりして「一人で頑張らずに、苦手なことは得意な人の力を借りよう」と思いました。
40代男性にとっての婚活の選択肢とは
婚活を始めると決めたものの何をしてよいかがわかりません。まずは、「どのようなサービスがあるのか?」をしらべました。見えてきたのは以下の4つです。
- マッチングアプリ:手軽さ・コストの低さが魅力。若年層に人気。
- 街コン、婚活パーティ:一度に複数人とリアルで出会えるイベント型。
- 結婚相談所:結婚を前提とした出会いが基本で、プロの仲介とサポートあり。
- 自治体の結婚情報サービス:結婚相談所より低コストだがサポートの質は不明瞭
それぞれにメリット・デメリットがあり迷ってしまします。改めてそれぞれのサービスを比較してみました。
婚活サービス比較表:4タイプの特徴と違い
サービス種別 | 特徴 | 向いている人 | サポート体制 | 費用 | 出会いの真剣度 |
---|---|---|---|---|---|
マッチングアプリ | ・手軽に始められる ・安価 | 気軽な出会いや友達を探している人 | 自己判断 | 3,500円/月〜 年払い割引あり | ★★☆☆☆ |
街コン、婚活パーティ | 一度に複数人と会える | 気軽な出会いや友達を探している方 | 自己判断 | 1回あたり5000円程度 | ★☆☆☆☆ |
結婚相談所 | ・プロが仲介 ・成婚率高め | 真剣に結婚相手を探している人 | 専任のカウンセラーがサポート | 10,000円〜20,000円/月 入会金、成婚料あり | ★★★★★ |
自治体の結婚相談所 | ・自治体が運営や支援 ・低コスト | 真剣だが、まずは低コストで始めたい方 | 結婚相談所より手薄 | 10,000円/年程度 | ★★★☆☆ |
・コスパ重視ならマッチングアプリや婚活パーティ
・出会いの真剣度や成婚率で選ぶなら結婚相談所が有利
自分が ”何を重視するのか”によって選ぶサービスは異なります。
私が結婚相談所を選んだ理由
結婚まで見据えた相手と出会いたかった
アプリや婚活パーティーは「とりあえず会ってみる」というライトな関係だと思います。それに参加者は20代〜30代がメインで、40代の私は気後れしてしまいました。
40代だからこそ時間を無駄にしたくなかった
年齢的にも、“もう何年も恋愛している余裕はない”と感じていました。1年でも2年でもダラダラと続く交際ではなく、「相手と向き合い、短期間で結論が出せる」ことを重視した結果、結婚相談所が一番理にかなっていると感じました。
一人では不可能、伴走してくれるプロのサポートが必要だった
正直、恋愛経験が多くない私は、自分のアプローチ方法にまったく自信がありませんでした。でも結婚相談所では、プロフィール作成からデート後の振り返りまで、担当カウンセラーがしっかりサポートしてくれます。「ひとりで婚活しなくていい」という安心感が大きな支えになりました。
結婚相談所を実際に使ってみた感想
入会時のカウンセリングが丁寧
入会時はカウンセラーさんと面談をします。ここでは、結婚したいと思った動機やどんな相手を望んでいるのかを質問されたり、結婚相談所の仕組みや費用について説明してくれたりしました。とても丁寧な説明で、なによりも「無理な勧誘は決していたしません」とおっしゃられていたのが安心できました。
カウンセラーさんにとっては、成婚率を高めることが相談所の評価につながると思います。それゆえに、カウンセラーさんも真剣ですし、私の本気度も確認されていたのだと思います。
入会の手間はかかる
契約するために必要な書類は以下の3つです。
特に独身証明書は本籍のある市町村役場から取り寄せる必要があります。真剣に結婚相手を探しているからこそ、手間をかけても準備しましょう。
・独身証明書:本籍のある市町村役場で発行してもらう公的な書類
・収入証明書:源泉徴収票や確定申告書など
・卒業証明書:卒業証書など最終学歴がわかるもの
活動費用は高額
正直に言って、結婚相談所での費用は高額です。相談所によって異なりますが、参考までに私のかかった費用を紹介します。
- 入会金:150,000円
- 月会費:16,000円
- 成婚料:220,000円
相談場や契約内容によっては、お見合料やサポート費用が必要なこともあり数十万円単位の費用が必要になります。専任のカウンセラーさんが1対1でコンサルティングしてくれることを考えれば妥当な金額だと思いますが、予算を決めて計画的に進めていきたいですね。
活動中のアドバイスや伴走が心強い
活動中は担当のカウンセラーさんが細かなアドバイスをして伴走してくれるので本当に心強かったです。服装やマナーはもちろん、女性との会話が苦手な私に初対面時のコミュニケーション練習までしていただき安心して婚活に取り組めました。
まとめ
婚活サービスは、「どれが一番優れているか」ではなく、「自分の目的や性格に合っているか」が最も大切です。
私の場合は、自分自身の性格や結婚を明確に意識する40代というタイミングだったからこそ、プロの手厚いサポートがある結婚相談所が合っていました。
自分の心と真剣に会話した結果「結婚したい。でも自分の力では難しい」、「一人で頑張らずに、苦手なことは得意な人の力を借りよう」と思えたことが最初の一歩を踏み出す力になりました。
これから婚活を始める方は、ぜひ自分に合ったスタイルを見つけてください。気軽な出会いや友達関係からはじめるのか、真剣に結婚相手を探すのかで行動の仕方も変わってくると思います。焦らなくても大丈夫。勢いだけでなく、じっくり落ち着いて考えられるのも40代ならではの婚活だと思います。
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