婚活において「第一印象」は出会いの成功を左右します。特に40代男性にとって、服装は「清潔感」「信頼感」を示す大切な要素です。「人は外見ではなくて中身が大切だ」とはいうものの、初対面では外見が第一印象の全てになります。
この記事では、派手さよりも誠実さを伝える婚活ファッションの基本を、色味・サイズ感・小物の選び方の3つの視点から解説します。
婚活に向いた色合わせと生地
基本はネイビー、グレー、ホワイト(ベージュ)
40代男性が婚活で選ぶべき色味はネイビー、グレー、ホワイトの3色です。この3色をベースにすれば、女性に清潔感と安心感を与えやすくなります。場合によってはベージュを組み合わせるのも良いです。
赤や黄色などの鮮やかな色は遊び人のイメージを与えることがあります。また、ブラックも暗い印象を与えてしまう可能性があります。婚活ではこれらの色味は避けて、基本的な色味でまとめることが無難です。
シンプルな無地を選ぶ
生地はシンプルな無地を選びましょう。ストライプや格子柄など模様のついた生地は不要です。生地の織柄もクセがあるものは不要です。シンプルな生地を着こなせると、誠実で清潔感を与えることができます。
色合わせ:スーツスタイルの場合
初対面のお見合いの場合はスーツスタイルを選ぶことも多いでしょう。
スーツスタイルで選ぶべき色味はネイビー無地一択です。シャツはホワイト、ネクタイはネイビーの無地かネイビーベースの水玉模様(ドット柄)を選びましょう。
スーツの生地はシンプルなウール素材がおすすめです。派手な織柄がついた生地や安価に見える化繊生地は避けましょう。日本人はブラック無地のスーツを選ぶ人が多いですが、本来、黒は冠婚葬祭に用いられる色味であり婚活には不向きですので注意しましょう
| ジャケット | シャツ | パンツ | ネクタイ |
|---|---|---|---|
| ネイビー | ホワイト | ネイビー | ネイビー無地、ドット柄 |
色合わせ:ジャケットスタイルの場合
次は、ジャケットスタイルの色合わせを考えましょう。
基本の色の組み合わせ方で印象は大きく変わります。
ジャケットの色味はシンプルなネイビー一択です。生地はウール素材でシンプルなものを選びましょう。ジャケットスタイルの場合は、スーツのような生地よりもやや特徴のある生地を選ぶのもありだと思います。
シャツはホワイトやサックスブルーをベースにしましょう。パンツはグレーのウール素材を選べば真面目な王道スタイルになりますし、ベージュやホワイトのコットン素材を選べばきれいめなカジュアルスタイルになります。
| ジャケット | シャツ | パンツ | 印象 |
|---|---|---|---|
| ネイビー | ホワイト | グレー(ウール素材) | 王道、真面目な印象 |
| ネイビー | ホワイト | ベージュ(コットン素材) | きれいめカジュアル |
| ネイビー | サックスブルー | ホワイト(コットン素材) | きれいめカジュアル |
セレクトショップのスタッフさんの着こなしを参考にする
BEAMSやユナイテッドアローズなどのセレクトショップのホームページでは、スタッフさんが着こなしを紹介しています。洋服のプロが紹介する着こなしなので参考になりますよ!
サイズ感を重視する
最も大切なのはサイズ感
洋服選びで最も大切なのはサイズ感です。
高級ブランドで全身コーディネイトしてもサイズ感がバラバラではだらしなく見えます。一方で、ファストファッションでもサイズ感がバッチリであればセンスよく見えます。
最近はオーバーサイズの洋服が流行になっていたり、以前はタイトな洋服が流行なこともありました。しかし、シンプルで上品に見えるのはジャストサイズです。体型にあった洋服を選ぶようにしましょう。
ジャケットのサイズ感:肩幅と袖丈を意識する
ジャケットのサイズ感で意識していただきたいのは肩幅と袖丈の長さです。
肩幅は、両方の先端にピッタリ合うものを選びましょう。オーバーサイズの洋服を選ぶと過多の先端が落ちてしまいだらしなく見えます。袖丈は親指の先端から11cmくらいのものを選びましょう。街行く人のジャケットの着こなしを見てみると、袖丈が長いものを着ている人がかなりいらっしゃいます。親指が隠れてしまうほどの袖丈はだらしなく見えてしまいます。
シャツのサイズ感:袖丈を意識する
シャツのサイズ感で意識していただきたいのは袖丈の長さです。
ジャケットの先端から、シャツが1cmくらい出ているのが理想です。シャツの袖丈は長めに作られているものが多いですが、洋服のお直し屋さんでジャストサイズに直していただけます。
パンツのサイズ感:股下の長さとシルエットを意識する。
パンツのサイズ感で意識していただきたいのは股下の長さとシルエットです。
股下の長さは足の甲にピッタリでたるみがないくらいが良いです。「ノークッション」といえば大抵のセレクトショップの店員さんには通じるはずです。股下の長さが長くダボッとしたサイズできるとだらしなく見えてしまうのでここは注意しましょう。
シルエットは細めのストレートかテーパー付きがおすすめです。太ももの周囲やスネのあたりがきつづ技ない程度なジャストサイズを選びましょう。オーバーサイズな洋服を着てしまうとだらしなく見えてしまうので、正面と横からシルエットを確認してきれいに見えるものを選びましょう。
セレクトショップの店員さんに相談する。
サイズ感は自分では意外とわからないものです。そういうときはセレクトショップの店員さんに相談しましょう。彼らは流行の先端の着こなしをされるので、時にはオーバーサイズの洋服を着用されておりますが、「ジャストサイズの洋服を選びたい」と伝えればきっと力になってくれるはずです。
靴・ベルト・カバンにも気を使う
靴の選び方
靴については奥が深いので詳細は別記事に載せますが大切なポイントをいくつかお伝えします。
ネイビースーツに合わせるのは、黒の革靴一択です。革靴には色々なデザインがありますが「内羽根ストレートチップ」と呼ばれるデザインを選んでください。
ジャケットスタイルの場合は選択肢が広まります。茶色の革靴やスエード素材で温かみを出すのもいいですね。デザインもローファー、外羽根(ダービー)、ブーツなどいろいろな選択肢が広まります。
スニーカーは最初は選ばないのが無難です。親交が深まって気軽に会話ができる関係になるまでは革靴を選びましょう。
| ジャケット | シャツ | パンツ | 合わせる革靴 |
|---|---|---|---|
| ネイビー | ホワイト | グレー(ウール素材) | 黒 |
| ネイビー | ホワイト | ベージュ(コットン素材) | 茶・スエード |
| ネイビー | サックスブルー | ホワイト(コットン素材) | 茶・スエード |
ベルトの選び方
ベルトの選び方で重要なポイントは、靴の色味と素材に合わせることです。
黒の皮靴を履くときは、黒のベルトを選びましょう。茶色の皮靴には茶色のベルトを、スエード素材の場合はスエード素材のベルトを選びましょう。
カバンの選び方
男性はカバンを持たずに財布やスマホをポケットに入れる方も多いと思います。しかし、ポケットがパンパンに膨らんでいるのはだらしなく見えてしまいますので、必ずカバンを持ち歩きましょう。
婚活におすすめのカバンは、レザーのトートバッグです。ビジネス用のブリーフケースでは固く見えすぎてしまうところも、トートバッグならバランスが取れます。カラーは靴に合わせてブラックとブラウンを準備したいところですが、予算的に厳しい方は、まずはブラックから揃えましょう。
レザーのトートバッグを買うのがどうしても厳しいという方は、ナイロン製でシンプルなデザインのトートバッグを選びましょう。
まとめ
40代男性の婚活ファッションは「派手さ」よりも「信頼感」と「清潔感」が重要です。
- 基本の色はネイビー・グレー・白(ベージュ)
- 体型に合ったジャストサイズを選ぶ
- 靴・ベルトを統一して小物で差をつける
この3つを意識するだけで、婚活の第一印象が大きく変わります。ファッションは「自分をどう見せたいか」を伝える手段。清潔感と誠実さを演出し、婚活を有利に進めましょう。
これからも結婚を望む皆様の婚活がうまくいくように心から応援してます。
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